約4分で読めます2026年11月2日に確認
この情報は、秋田市・東京都保健医療局などの案内をもとにしています。
四十九日(しじゅうくにち)とは
亡くなってから49日目のことです。仏教では、この日を大きな区切りと考え、家族や親族が集まってお経をあげてもらう「四十九日法要」を行います。多くの家では、この日にあわせてお墓に遺骨を納め(納骨)、香典のお返しもこの後に送ります。
つまり、葬儀の次にやってくる、いちばん大きな節目です。葬儀から1か月半ほど先なので、葬儀が終わって少し落ち着いてから準備を始めれば間に合います。
四十九日までの期間を「忌中(きちゅう)」、四十九日を過ぎることを「忌明け(きあけ)」といいます。神道やキリスト教では呼び方や時期が違います(このページの下で説明しています)。亡くなってから1年後までの全体の流れは亡くなってからの流れにまとめています。
日にちの数え方
多くの地域では、亡くなった日を1日目として数えます。たとえば5月1日に亡くなった場合、四十九日は6月18日です。
関西などでは、亡くなった日の前日を1日目として数え、1日早くなることがあります。地域や宗派で違うので、お寺や葬儀社に確認しておきましょう。
葬儀のあとから四十九日までにやること
1葬儀のあと数日お世話になった方へのお礼
お寺や、葬儀を手伝ってくれた方、近所の方などにお礼を伝えます。直接うかがうのがつらいときは、電話や手紙でもかまいません。
2早めに役所などの手続き
期限のある手続きもあります。手続きチェックリストで、何をいつまでにするかを確認してください。
3早めに四十九日法要の日にちと場所を決め、お寺に頼む
場所は、自宅、お寺、法要ができるホールなどがあります。お寺の都合もあるので、早めに相談します。
49日目に集まるのが難しいときは、その前の土曜日や日曜日にずらすことが多いです。後ろにずらすより、前にずらすのがよいとされています。
4早めに本位牌を用意する
葬儀で使った白木の位牌は、四十九日までの仮のものです。四十九日法要で、漆塗りなどの本位牌に替えるのが一般的です。
戒名などの文字を入れるのに2週間ほどかかることもあるため、早めに仏具店などに頼みます。宗派によって考え方が違うこともあるので、迷ったらお寺に聞いてください。
5法要の前に納骨の準備をする
四十九日法要の日に、あわせて納骨をすることが多いです。お墓や納骨堂の管理者に連絡し、必要な書類を確認します。
納骨には、火葬のときに戻ってくる火葬許可証(火葬が済んだ印が押されたもの。「埋葬許可証」とも呼ばれます)が必要です。骨箱と一緒に入っていることが多いので、なくさないようにしまっておきます。
6日にちが決まったら来てほしい人に案内をする
日にちと場所が決まったら、親族などに知らせます。食事の場を設けるなら、人数が決まってから手配します。
7忌明けのあと香典返しを送る
香典をいただいた方へのお返しは、四十九日法要が終わってから、お礼の手紙を添えて送るのが一般的です。
葬儀の日にその場でお返しを渡した(当日返し)場合でも、多くいただいた方には、忌明けのあとに改めて送ることがあります。金額の目安や挨拶状は香典返しへ。
納骨に必要なもの(例)
- 火葬済みの印が押された火葬許可証(埋葬許可証)
- お墓や納骨堂の使用許可証など、管理者から求められる書類
必要なものは、お墓や納骨堂、自治体によって違います。管理者に確認してください。火葬許可証(埋葬許可証)をなくしたときは、死亡届を出して許可証を受け取った市区町村で再交付を申請できます。くわしくは納骨とお墓がないときへ。
神道やキリスト教の場合
- 神道:仏教の四十九日にあたるのが「五十日祭(ごじゅうにちさい)」で、これで忌明けとなります。
- キリスト教(カトリック):亡くなってから3日目、7日目、30日目などに「追悼ミサ」を行います。
- キリスト教(プロテスタント):亡くなって1か月目の「召天記念日」に「記念式」を行うことが多いです。
くわしくは、神社や教会に相談してください。
無理をしなくていいこと
法要は小さくてもかまいません誰を呼ぶかは、無理のない範囲で決めましょう。法要のあとの食事も必ずではなく、法要だけを行う家族も増えています。
納骨の時期は動かせますお墓が決まっていない、まだ手元に置いておきたいなどのときは、納骨を後の法要にのばすこともできます。遺骨を自宅で保管することについて、法律上の決まりは特にありません。
完璧にできなくてもいいしきたりは地域や家によって違います。わからないことは、お寺や葬儀社に「どうすればいいですか」と聞けば、教えてもらえます。
喪中はがきは、もう少し先で大丈夫です
喪中はがきは、四十九日とは別に、年賀状のやりとりをしている方へ11月から12月はじめごろまでに届くように送るものです。年末に亡くなって間に合わないときは、年が明けてから寒中見舞いで知らせる方法もあります。文例は喪中はがきへ。
職場や学校への連絡がまだの方は、職場や学校への連絡と忌引きも参考にしてください。
四十九日までにやること:よくある質問
四十九日はどう数えますか?
多くの地域では、亡くなった日を1日目として49日目が四十九日です。関西などでは亡くなった日の前日から数えて1日早くなることがあります。地域や宗派で違うので、お寺や葬儀社に確認すると安心です。
四十九日法要は、49日目ちょうどにしないといけませんか?
いいえ。集まりやすいように、49日目より前の土曜日や日曜日にずらすことが多いです。後ろにずらすより、前にずらすのがよいとされています。
本位牌はいつまでに用意すればいいですか?
四十九日法要で白木の位牌から本位牌に替えるのが一般的です。戒名などの文字を入れるのに2週間ほどかかることもあるため、早めに頼んでおくと安心です。宗派によって考え方が違うこともあるので、迷ったらお寺に聞いてください。
香典返しはいつ送りますか?
四十九日法要が終わって忌明けになってから、お礼の手紙を添えて送るのが一般的です。神道では五十日祭のあとに送ることが多いです。
四十九日に納骨しないといけませんか?
決まりではありません。四十九日に納骨することが多いですが、お墓の準備ができていないときなどは、後の法要にのばすこともできます。納骨には火葬済みの印が押された火葬許可証が必要なので、大切に保管しておいてください。
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