つらいときの相談先

自宅で家族が亡くなっているのを見つけたとき

とても驚いて、怖くて、何も考えられないかもしれません。
まずは119番に電話を1本。そこから先は、電話口の指示と順番に沿って進みます。

約5分で読めます2026年11月2日に確認

この情報は、厚生労働省・総務省消防庁・湘南地区メディカルコントロール協議会などの案内をもとにしています。

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まず、119番に電話してください

息をしていない、呼びかけても反応がない。そんなときは、亡くなっているかどうかを自分で決めなくてかまいません。まず119番に電話します。

  • 「救急です」と伝える
  • 住所(マンション名や部屋番号も)
  • 「家族が倒れていて、息をしていないようです。呼んでも反応がありません」
  • 見つけたときの様子と、わかれば年齢や持病

電話の向こうの方が、順番に質問してくれます。うまく話せなくても、聞かれたことに答えるだけで大丈夫です。心臓マッサージなどの指示があれば、その指示に従います。電話をスピーカーにすると、聞きながら手を動かしやすくなります。

お薬手帳や保険証がすぐ見つかれば、救急隊に渡せるように近くに置いておくと役に立ちます。見つからなければ、探し回る必要はありません。

見つけてから、ご遺体が戻るまでの流れ

1
すぐ119番に電話する

上に書いたとおりです。そばにほかの家族や近所の人がいれば、来てもらってください。ひとりで抱えなくていいです。

2
救急隊の到着救急隊が様子を確かめる

助かる可能性があれば、病院へ運ばれます。すでに亡くなっていることがはっきりしている場合は、病院には運ばず、警察に引き継がれます。救急隊から警察へ連絡が行くので、その場の指示に従ってください。

3
警察の到着部屋の様子を確認し、話を聞かれる

警察が部屋の様子を確認したり、写真を撮ったりします。見つけた方や家族は、ふだんの生活の様子や持病、通っていた病院などを聞かれます。

これは、亡くなった理由がすぐにはわからないときに行う決まった手続きです。家族が疑われているという意味ではありません。覚えていないことは「わからない」のひと言で通じます。

4
数時間〜数日警察と医師が、亡くなった理由を調べる(検視・検案)

ご遺体は警察署などに一時的に移されることがあります。理由がわからないときは解剖が行われることもあり、そのぶん時間がかかります。

5
調べが終わったら死体検案書を受け取り、ご遺体を迎える

医師が書く死体検案書を受け取ります。死亡届と1枚の用紙で、この後の手続きで使います。検案の費用は遺族が払うことが多いので、金額と払い方を確認しておきます。

この間の流れや、待っているあいだに葬儀社を決める方法は、警察から連絡が来たらにくわしく書いています。

部屋のものは、できるだけそのままに

警察は、亡くなった理由を確かめるために、部屋の様子を見て記録します。そのため、警察が来るまで、ご遺体や周りのものは動かさずにおきます。

  • 体の向きを直したり、着替えさせたりするのは、警察の調べが終わってからにします
  • 薬やメモ、手紙なども、片づけずにそのままにしておきます
  • 心臓マッサージなど、119番で指示されたことはしてかまいません

きれいにしてあげたい、という気持ちは自然なものです。調べが終われば、葬儀社と一緒に身なりを整えることができます。

かかりつけのお医者さんがいる場合

病気で通院していたり、訪問診療を受けていたりして、亡くなった理由がその病気だとわかる場合は、かかりつけ医が死亡診断書を書けることがあります。

厚生労働省の死亡診断書記入マニュアルでは、最後の診察から24時間以上たっていても、医師が亡くなった後にあらためて診察し、生前に診ていた病気による死亡だと判断できれば、死亡診断書を書けるとされています。

ただ、医師が「いつもと違う」「病気との関係がわからない」と判断したときは、警察に届け出ることになります。どちらになるかは医師が判断します。かかりつけ医がいても、判断がつかないときは119番に電話してください。

離れて暮らす家族が亡くなっていたとき

しばらく連絡が取れず、様子を見に行って亡くなっているのを見つけることがあります。いわゆる孤独死と呼ばれる場合です。自分を責めてしまう方も多いですが、どうか一人で抱えないでください。

警察のこと

流れは上と同じで、警察が部屋の様子を調べ、家族は生活の様子などを聞かれます。亡くなってから時間がたっている場合は、身元の確認や調べに時間がかかることがあります。

部屋の清掃

部屋の清掃が必要なときは、専門の清掃業者に頼むことができます。急いで決めず、見積もりの内容を確かめてから頼むと安心です。

賃貸住宅の場合

落ち着いたら、管理会社か大家さんに連絡します。清掃や退去、家賃のことは、そのときに相談します。遺品の片づけと退去の進め方は、遺品整理と賃貸住宅の退去にまとめています。

見つけた方の心のこと

大切な人が亡くなっているのを見つけるのは、とても大きな衝撃です。眠れない、その場面が何度もよみがえる、怖い夢を見る、気持ちがまひしたように感じる。こうしたことが起こるのは、自然な反応です。

多くは時間とともに少しずつ落ち着いていきますが、1か月以上続いたり、だんだんつらくなったり、暮らしに困るようなときは、心療内科や精神科、地域の保健所・精神保健福祉センターに相談してください。1か月たっていなくても相談できます。

  • こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556(受付の曜日・時間は都道府県によって違います。通話料がかかります)
  • よりそいホットライン:0120-279-338(24時間・無料)
  • #いのちSOS:0120-061-338(24時間・無料)

電話がつらいときは、厚生労働省「まもろうよ こころ」で、LINEやチャットで相談できる窓口も探せます。番号や受付時間は変わることがあるので、最新の情報はそちらで確認してください。

もし、ご本人が自ら命を絶った可能性があるときは、自死で家族を亡くしたときも、無理のないときに読んでみてください。

自宅で亡くなっているのを見つけたとき:よくある質問

家族が亡くなっているのを見つけたら、119番と110番のどちらにかければいいですか?

迷ったら119番に電話してください。亡くなっているかどうかを自分で判断する必要はありません。救急隊が、すでに亡くなっていることがはっきりしていると判断した場合は、警察に引き継がれます。

警察が来て話を聞かれるのは、疑われているからですか?

いいえ。亡くなった理由がすぐにはわからないときに、それを確かめるための決まった手続きです。ふだんの生活や持病などを聞かれますが、覚えていないことは「わからない」と答えても差し支えありません。

警察が来る前に、体をきれいにしてあげてもいいですか?

警察が部屋の様子やご遺体を確認するので、調べが終わるまでは動かさずにおきます。ただし、119番で指示された心臓マッサージなどは別です。身なりは、調べが終わってから整えることができます。

かかりつけ医がいれば、警察は来ませんか?

持病による死亡だと医師が判断できれば、かかりつけ医が死亡診断書を書けることがあります。ただ、医師が病気との関係がわからないと判断した場合などは、警察に届け出ることになります。どちらになるかは医師が判断します。

見つけたときの場面が頭から離れません。

強い衝撃を受けたときに起こる自然な反応です。1か月以上続いたり、暮らしに困るほどつらいときは、心療内科や精神科、地域の精神保健福祉センターなどに相談してください。電話やLINEで話せる窓口もあります。

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家族を亡くしてつらいときの相談窓口

突然の別れのあとは、手続きに追われて自分のことが後回しになりがちです。眠れない、何も手につかないと感じたら、ひとりで抱えずに話してください。

よりそいホットライン0120-279-338タップで電話

24時間・無料

こころの健康相談統一ダイヤル0570-064-556タップで電話

お住まいの地域の相談窓口につながります。受付時間は地域によって違います

全国自死遺族総合支援センター03-3261-4350タップで電話

木曜 14:00〜18:00、日曜 13:00〜17:00(祝日を除く)。大切な方を自死で亡くした方のための窓口です。ホームページ

全国自死遺族連絡会

各地の遺族の集い(わかちあいの会)を紹介しています。ホームページ

自死で家族を亡くした方へ(葬儀・手続き・気をつけたいこと)

ほかの窓口は厚生労働省「まもろうよ こころ」にも一覧があります。