約3分で読めます2026年11月2日に確認
この情報は、厚生労働省・全国自死遺族総合支援センターなどの案内をもとにしています。
まず、話せる場所があります
手続きのことでも、気持ちのことでも、ひとりで抱えなくて大丈夫です。
- 全国自死遺族総合支援センター:03-3261-4350(木曜 14:00〜18:00、日曜 13:00〜17:00。祝日を除く)
- 自死遺族ホットライン(弁護士による相談):045-228-7832(平日 9:30〜12:00、13:00〜16:30)。賃貸住宅の請求など、法律のことを相談できます。全国から相談できます
- よりそいホットライン:0120-279-338(24時間・無料)
亡くなった直後の流れ
多くの場合、警察が関わります。警察署での身元の確認、亡くなった状況の調べ(検視・検案)、ご遺体の引き取りという流れは、ほかの急な亡くなり方と同じです。
くわしい流れは警察から連絡が来たらにまとめています。
警察に話を聞かれるのは決まった手続きで、家族が疑われているわけではありません。覚えていないことは、「わからない」とそのまま答えてください。
葬儀のこと
葬儀は、ほかの場合と同じように行えます特別な決まりはありません。家族だけで静かに送る家族葬や、通夜をしない一日葬、火葬だけの直葬を選ぶ家庭もあります。どれを選んでもかまいません。
葬儀社やお寺に、理由を話す必要はありません伝えたほうが配慮してもらいやすいこともありますが、話すかどうかは、家族の判断にゆだねられています。
ご遺体との対面状態によっては、葬儀社が対面の仕方を一緒に考えてくれます。対面するかどうかは、気持ちに合わせて決められます。
周りの人への伝え方
亡くなった理由を、職場や学校、親戚、知人に伝える義務はありません。どこまで話すかは、家族が決めていいことです。
- 「急に亡くなりました」
- 「突然のことで、詳しいことはまだお話しできる状態ではありません」
これだけで十分です。聞かれても、答えたくないことは、答えずにおくこともできます。
お金や法律で気をつけたいこと
賃貸住宅の家主などから費用を請求されたら部屋の修繕費や家賃の補償などを請求されることがあります。その場ですぐに払ったり、書類にサインしたりする必要はありません。見積書や根拠を書面でもらい、払う前に専門家に相談してください。連帯保証人になっている場合も同じです。請求されやすいものと相談先はこちら。電車の事故の場合は鉄道会社からの請求へ。
生命保険多くの生命保険には、契約から一定の期間(2〜3年が多い)内の自死は保険金が支払われない決まりがあります。その期間を過ぎていれば、ほかの亡くなり方と同じように支払われるのが一般的です。期間は保険によって違うので、保険証券の約款を確認するか、保険会社に問い合わせてください。
検案の費用死体検案書の費用は地域や状況によって違い、その場で現金での支払いを求められることがあります。金額や内訳がわからないときは、その場で確認するのは失礼なことではありません。
故人に借金があるかもしれないとき相続放棄は3か月以内に家庭裁判所へ申し立てます。故人の財産を使う前に、専門家に相談してください。くわしくは亡くなった家族に借金があったらにまとめています。
自分の気持ちのこと
眠れない、何も手につかない、自分を責めてしまう、怒りがわく。どれも、とても強いストレスを受けたときに起こる自然な反応です。
- 信頼できる人に、気持ちを話してみてください
- 同じ経験をした人と話せる「わかちあいの会」が、全国各地で開かれています(全国自死遺族連絡会で探せます)
- 日常生活がつらい状態が続くときは、医療機関や、お住まいの地域の精神保健福祉センターに相談できます
自死で家族を亡くしたとき:よくある質問
自死で家族を亡くした場合も、普通に葬儀はできますか?
できます。葬儀に特別な決まりはなく、ほかの場合と同じように行えます。家族葬や一日葬、直葬など、家族で選んだ形でかまいません。
亡くなった理由を周りに伝えなければいけませんか?
伝える義務はありません。職場や学校、親戚などにどこまで話すかは、家族が決めていいことです。「急に亡くなりました」とだけ伝えれば十分です。
賃貸住宅の家主から費用を請求されたらどうすればいいですか?
その場ですぐに払ったり、書類にサインしたりする必要はありません。見積書や根拠を書面でもらい、払う前に弁護士などの専門家に相談してください。自死遺族のための弁護士の電話相談もあります。
自死の場合、生命保険は支払われますか?
多くの生命保険では、契約から一定の期間(2〜3年が多い)内の自死は支払われない決まりがありますが、その期間を過ぎていれば支払われるのが一般的です。期間は保険によって違うので、約款を確認するか保険会社に問い合わせてください。
同じように家族を自死で亡くした人と話せる場はありますか?
「自死遺族のつどい(わかちあいの会)」が全国各地で開かれています。開催場所は、全国自死遺族総合支援センターや全国自死遺族連絡会のサイトで調べられます。気持ちが向いたときに、近くで開かれている会を探してみてください。
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家族を亡くしてつらいときの相談窓口
突然の別れのあとは、手続きに追われて自分のことが後回しになりがちです。眠れない、何も手につかないと感じたら、ひとりで抱えずに話してください。